誰もが認めるウエダの職人クオリティ 人形のウエダオリジナル毛氈 敷折織は2013年より明治記念館で使用されています ひな人形用特別毛氈 五月人形用特別毛氈
側面、背面どの角度から見ても粗のない特別毛氈 布を組み合わせた見目の美しいエッジの仕上がり
敷折織だからこそ 職人の技がヒカル納得の仕上がり

自社職人が1枚1枚作り上げている完全オリジナル毛氈「敷折織」だからこそ。オーダーのあったどこから見ても美しい段飾り毛氈という依頼を叶えることができました。
厚さや発色にこだわった生地、品がありなおかつ華やかさを添える柄。どれをとっても飾ったお人形を最大限引き立てサポートいたします。

毎年シーズンになると明治記念館で展示されます。記念館の入場は無料ですのでお近くの方は、ぜひご覧ください。
鳥取という田舎から…なぜ? 敷折織が明治記念館の毛氈として使用された理由… 段飾り用毛氈の不可思議な事情
既存の段飾り毛氈は横から丸見え…

私が、人形業界に入った当初、
疑問に思った事がありました。
「なぜ、段飾り毛氈の側面には布がないのだろう?」

その疑問を人形業界関係者に投げかけても、
返ってくる答えは
「昔からそれが当たり前だよ」でした。

やはり、誰もが見苦しいと思っていた
横から見てもキレイな造りの毛氈が欲しい

2013年、ウエダに一本の電話がありました。
「東京の某結婚式場の五月人形の段飾り毛氈を
新しくしたいが、ロビーに飾るので横から見ても
みっともなくないようにしたい。」
前々から私自身疑問に思い、考えていた事です。
——やはり誰もが思うのだ。
即座に「出来ます。お任せください。」と
お返事をしていました。

遠く離れた鳥取の地でも、他の誰にも頼めないから
上品で上質な柄の取り揃え、細部まで行き届いた技術力

実は人形のウエダが鳥取県にあることがわかると、
残念なことに一度お話しはなくなりました。

しかし、それから3週間ほどして再度お電話が・
「都内でもいろいろなお店を探したのですが、
技術的に対応してもらえなかったり、
縁柄も少なかったり…今から頼めるでしょうか?」
遠地ではしょうがないとあきらめかけていた所でした。
嬉しいお電話に、またも即答しました。
「すぐ作業に取り掛かります!」

仕上がりに誰もが足を止める、美しい段飾り用毛氈
遠く鳥取から頑張ります!

依頼の場所は明治神宮の結婚式場、
皇室御用達の由緒ある施設「明治記念館」。
その施設にふさわしいクオリティを…と
連日試作を繰り返し、職人の工夫を盛り込み
誰から見ても技の光る毛氈に仕立て上げました。

完成後、直接現場へ伺い既存の人形段にあわせ
少しの手直しを加えると…
特別毛氈は見事にぴったりはまり、ほっとひと息!
記念館のスタッフの方々からも、
嬉しいお褒めの言葉をいただきました。

いつまでも、お人形のためを考えたお店でありたい そう考えて生まれた毛氈の願いが、伝わったのだと思っています。
田舎鳥取から、明治記念館に採用される毛氈を生み出した話は地元テレビ局でも放送されました。
2017年 東洋文庫ミュージアムにてひな人形用毛氈が採用されました 東洋文庫ミュージアムとは 三菱財閥三代目岩崎久弥氏が創設した東洋学の専門図書館です。その中にミュージアムもあり毎回趣向を凝らした東洋文化のイベントを行っております。 岩崎弥太郎氏のひ孫のおひな様 会場入口では季節限定展示として岩崎久弥氏が孫娘に贈ったひな人形の展示も行われています。このひな人形の展示の舞台に人形のウエダの「敷折織」の赤毛氈が採用されました。

東洋文庫ミュージアムに関してはこちら 外部サイトに移動します